03 · リーダー
組織設計:組織図を描く前の六つの判断
仕事、価値の流れ、意思決定権、接点、能力を先に設計し、構造は結果として描きます。
問題は箱ではない
報告ラインを動かしても、遅い判断や重複業務が解決するとは限りません。目的、成果、価値の流れ、変えるべき仕事から始め、サイクル時間、引き継ぎ、顧客の痛点、重複承認を根拠にします。
六つの設計判断
設計判断を明確な順序で行います。
- 設計が実現すべき目的と成果
- 重要な仕事と能力
- 顧客・製品・地域・専門性による集約
- 意思決定権と説明責任
- 接点と統合の仕組み
- 構造・役割・管理範囲
組織単位だけでなく接点を設計
摩擦の多くは組織間で起きます。何を渡すか、誰が開始・受領するか、所要時間、対立の解決方法を定めます。新しい管理階層ではなく、意思決定会議、部門横断チーム、ジャーニー責任者が解になることもあります。
発表前に試す
緊急の顧客判断、製品投入、運用事故、資源競合などで試します。意思決定者や成果責任者が分からなければ設計は未完成です。移行、影響を受ける役割、コミュニケーション、測定を最初から計画します。
一般的な実務ガイドです。実施前に現地法と承認済みの社内方針を確認してください。